クラスの宣言にstaticをつけると、static(静的)クラスとなります。
staticプロパティ、staticメソッドに比べると大きな違いはありません。
static(静的)クラスに含まれるプロパティやメソッドは全て、staticなプロパティやメソッドでないと許されません。
静的なプロパティ、メソッドで統一したいときに使う感じだと思います。
通常クラス
public void run;
・staticをつけなければ、staticクラスにならない。
・クラスをインスタンス化(new)する必要がある。
・通常、staticなプロパティ、メソッドが混在できる。
staticクラス
をつけると静的なになります。
public static void run;
・staticをつけるとstaticクラスになる。
・クラスをインスタンス化できない。
・staticなプロパティ、メソッドでないと許されない。
サンプル
通常クラスとstaticクラスのサンプルです。
プログラミング
言語:C#
/// <summary>
/// 通常クラス
/// </summary>
class CommonParts1
{
/// <summary>
/// 実行処理1(通常のメソッド)
/// </summary>
public void run1()
{
}
/// <summary>
/// 実行処理2(staticメソッド)
/// </summary>
public static void staticrun2()
{
}
}
/// <summary>
/// staticクラス
/// </summary>
static class CommonParts2
{
/// <summary>
/// 実行処理1(通常のメソッド)
/// </summary>
//public void run1()
//{
//
通常のメソッドはエラーとなる
//}
/// <summary>
/// 実行処理2(staticメソッド)
/// </summary>
public static void run2()
{
}
}